【ハワイ旅行準備】ESTA(電子渡航認証システム)申請をやってみた!(偽申請サイトに注意!)
当方は、2019年2月にハワイ旅行を予定しています。
勿論、有効なパスポートは所有していますが、調べてみると事前の渡航認証が必要とのことです。
早速、山の神(家内)の分も併せて申請してみます。
ESTA(電子渡航認証システム)
ESTAは、米国国土安全保障省(DHS)により2009年1月12日から義務化されているそうです。
ESTAは、ビザ免除プログラム(VWP)の一部で、短期商用・観光目的(90日以下)の目的で旅行するすべてのビザ免除プログラム渡航者は、米国行きの航空機や船に搭乗する前にオンラインでESTA渡航認証を受ける必要があるとのことです。
■申請時期
ビザ免除プログラム(VWP)で、渡米される予定がある方は航空券の予約時にESTAを申請するか、少なくとも渡米日の72時間以上前にESTAの申請をすることが推奨されています。
出発日当日にESTAを申請する場合は、搭乗前に承認されたESTAを取得できないリスクもあり、承認されたESTAを所持していない海外旅行者は、搭乗が拒否されるとのことです。
■申請料金
2010年9月8日より全てのビザ免除プログラム渡航者は、ESTA申請時に14ドルの申請料金を支払う必要があります。
費用は、ESTA申請サイトを通してクレジットカードで支払うことが可能とのことです。
■有効期限
通常一度認証を受けると、米国への複数回の渡航が可能で2年間有効です。
ただし、2年以内にパスポートの期限が切れる場合は、パスポートの有効期限日をもって無効になるので注意が必要です。
また、パスポートを新規に取得した渡航者が名前を変更した、渡航者が性別を変更した、 渡航者の国籍が変更した、ESTA申請質問で渡航者が過去に回答した内容(はい、いいえ)が変更となった場合も再申請が必要とのことです。
下記が公式な申請サイトとなります。
(画像クリックで、申請サイトに遷移します。)
url ⇒ https://esta.cbp.dhs.gov/
尚、偽サイトが横行しているとのことですのでご注意下さい。
以下の動画は、公式サイトによる注意喚起です。
申請される前に、必ずご覧になることをお勧めします。
申請方法
公式サイトのトップから赤丸をクリックします。
下記に遷移しますので、赤丸で囲んだ『個人による申請』か『グループによる申請』の何れかをクリックします。
(今回は『グループによる申請』を行います。)
下記の画面に遷移しますので、『セキュリティに関する通告』を確認して赤丸で囲んだ『確認&続行』をクリックします。
■申請者の登録
下記の画面に遷移しますので、『*』部分をすべて入力して赤丸で囲んだ『操作の継続』をクリックします。
下記の画面で赤丸で囲んだ申請者情報を確認し、『新規の申請者を登録』をクリックします。
続いて、新規申請者の追加を行います。
■新規申請者の追加
2-2-1 免責事項の確認
『免責事項』を確認し、赤丸で囲んだ『合意』部分にチェックを入れ、『次へ』をクリックします。
2-2-2 申請者の情報入力
下記の『申請者の情報』の画面に遷移しますので、必要情報を入力します。
(内容が細かいので、画面を分割して説明します。)
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『パスポートの見本』を参考に自分のパスポート写真を準備し、赤丸で囲んだ『旅券をアップロード』をクリックして読み込ませると、自動的に申請者/パスポート情報が入力されます。
※写真の精度が悪いと弾かれてしまうことが多いようです。⇒重要!
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赤丸で囲んだ『他の名前または別称を通用していますか?』を『はい』か『いいえ』で回答。
通常は、『いいえ』で良いと思います。
その後、『生年月日』他『*』部分をすべて入力します。
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赤丸で囲んだ『どこか他の国から、これまでに渡航用のパスポートまたは国家身分証明書を発給されたことはありますか?』を『はい』か『いいえ』で回答。
通常は、『いいえ』で良いと思います。
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『別の市民権・国籍』にて、『今現在、あなたはどこか他の国の市民あるいは国民ですか?』および『これまでにどこか他の国の市民または国民だったことはありますか?』を『はい』か『いいえ』で回答。
通常は、『いいえ』で良いと思います。
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『GEメンバーシップ』にて、『あなたはCBP Global Entryプログラムのメンバーですか?』を『はい』か『いいえ』で回答。
通常は、『いいえ』で良いと思います。
さらに『両親』にて、『姓名』をローマ字で入力。
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『あなたの連絡先情報』にて、『*』部分をすべてローマ字で入力します。
尚、『国番号+電話』は、『JAPAN(JPN)(+81)』を選択して最初の『0』を除いた番号を入力します。
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『電子メールアドレス』を2か所入力します。
『ソーシャルメディア』は入力しなくても先に進めます。
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『勤務先情報』にて、『現在または過去に勤務経験がありますか?』を『はい』か『いいえ』で回答。
『はい』の場合、勤務先情報の『*』部分をすべてローマ字で入力します。
尚、『国番号+電話』は、『JAPAN(JPN)(+81)』を選択して最初の『0』を除いた番号を入力します。
因みに、山の神(家内)の入力の際には、『いいえ』で飛ばすことが可能でした。
これで『申請者の情報入力』は終了となりますので、赤丸で囲んだ『次へ』をクリックします。
2-2-3 渡航情報の入力
下記の『渡航情報』の画面に遷移しますので、必要情報を入力します。
(これも、画面を分割して説明します。)
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『渡航情報の入力』にて、『米国への渡航目的は、他国へ乗り継ぐためですか?』を『はい』か『いいえ』で回答。
今回は、ハワイ訪問が目的ですので『いいえ』と回答しました。
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『米国内の連絡先情報』を英語で入力します。
今回宿泊する『Hilton Waikoroa Villedge』の情報を入力しました。
しかし、この入力で若干手間取りました。
というのは、『Hilton Waikoroa Villedge』の公式サイトの住所をコピーペーストで入力しましたが、そのままでは弾かれてしまいました。
最終的に『ホームアドレスライン1』に『番地』のみでなく『町村』名を入力したところ、システムの自動修正が入り『ok』になったのです。⇒気づくまで時間が掛かりました。
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『米国内および米国以外の緊急連絡先情報』にて、『*』部分をすべてローマ字で入力します。
尚、『国番号+電話』は、『JAPAN(JPN)(+81)』を選択して最初の『0』を除いた番号を入力します。
これで『渡航情報の入力』は終了となりますので、赤丸で囲んだ『次へ』をクリックします。
2-2-4 適格性に関する質問の入力
下記の『適格性に関する質問』の画面に遷移しますので、必要情報を入力します。
(これも、画面を分割して説明します。)
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『適格性についての質問』にて、『1)~9)』の質問に『はい』か『いいえ』で回答。
通常は、『いいえ』で良いと思います。⇒『はい』の答えがひとつでもあれば、想像ではありますが『不適正』とみなされると思われます。
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『権利の放棄』にて、『申告内容に関する証明』と『第三者による代理申請の場合に限定』をチェックし、『次へ』をクリックします。
2-2-5 申請内容の確認
下記の画面に遷移しますので、申請内容を確認します。
申請内容を確認して『次へ』をクリックするだけと勘違いしますが、赤丸をつけた『申請者情報』、『旅行情報』および『検証』をチェックしないと先へは進めませんので注意が必要です。
まずは『申請者情報』を確認して、青丸で囲んだ『確認&続行』をクリックします。
次に『旅行情報』を確認します。
『旅行情報』を確認して、青丸で囲んだ『確認&続行』をクリックします。
最後に『検証』を行います。
『パスポート番号』『発行した国』『姓(パスポート記載と同じローマ字)』『生年月日』を入力して『次へ』をクリックします。
2-2-6 申請と支払状況の確認
全ての入力が正確に行われると、最後に下記の画面となります。
一人分のみの申請であれば、この後支払手続きを行えば終了となります。
尚、グループ申請(家族一緒の申請等)で家族の申請を同時に行う場合は、ページ中段の『新規の申請者を追加』をクリックしてこれまで説明してきた『2-2-2 申請者の情報入力』から『2-2-5 申請内容の確認』までを再度入力/確認してこの画面に戻り、支払手続きを行うこととなります。
(今回、当方は山の神(家内)分の申請もを行いました。)
2-2-7 支払
最後に申請費用の支払手続きを行います。
まずは、下記で支払方法を選択して『続行』をクリックします。
(当方は、クレジットカードを選択しました。)
下記の画面に遷移しますので、クレジットカード情報を入力して赤丸で囲んだ『続行』をクリックします。
下記の画面で、入力情報の確認を行い、青丸の確認欄にチェックして赤丸の『送信』をクリックします。
下記の画面になれば、『申請』および『支払い』は終了となります。
お疲れ様でした!
尚、メールアドレスを入力しているにも関わらず、申請終了後メールが届くことはありません。
今後、認可の際の連絡等については、本記事に修正を加えてく予定です。
まとめ
いや~、思っていた以上に大変な作業でした。
入力ミスで先に進めなくなるとかなり焦りますし、時折タイムアウト警告(延長可能)のような画面も現れたりします。
今後申請される方は、時間的な余裕があるときに行うことをお勧めします。
また、偽サイトにはくれぐれもご注意下さい。
偽サイトでは、通常一人あたり14ドルで済むところ約7~8,000円も請求されることがあるそうです。
公式サイトのurlには、ドメイン内に『.dhs.gov』が必ず含まれていますので、確認を忘れずに行うことをお勧めします。
本記事が、米国(ハワイ含む)に渡航される方のご参考になれば幸いです。
その後、下記の記事の通り無事ESTA申請が承認されました。
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